eスクールの思い出 TALK SESSION

2023年12月28日 卒業生トークセッション【3】 梅田修作×市來広美

eスクール卒業生の梅田修作さんと、市來広美さんをお招きし、eスクールでの学びを振り返っていただきました。

2014年度人間環境科学科卒業。
兵庫県上郡町町長。
不動産業や町議会議員の傍ら、地元の
商工会の活動を通じた地域活性化に取り組む。
街や地域をよりよくするために学び直しの必要性を感じてeスクールに入学。
上郡町は2022年6月に早稲田大学人間科学学術院と連携協定を締結するなど、
eスクールでの学びと出会いを生かした地域活性化を進めている。

2022年度人間環境科学科卒業。
所沢市こども未来部長。
子育て家庭の相談業務を担当し、特に
外国人家庭の抱える課題に向き合う。
さらに深く業務に向き合うため、多岐に
わたる分野を総合的に学修できるeスクールへ。
eスクールでは、実務につながる情報
や人脈、専門的な知識を得ることができた。

【eスクールで学んだこと】

梅田

課題や考えの根拠がどこにあるのかということを常に考えながら仕事をするようになりました。

市來

知識が深まり、視野が広がりました。

【eスクールで学ぼうと思ったきっかけ】

梅田

地域を良くするために学び直す必要があるのではないかと考えたことがきっかけです。

市來

子どもを持つ家庭の相談業務等を担当するなかで、外国の方々の文化的背景を理解するためにしっかり勉強しようと思いました。

【卒業研究について】

梅田

少子高齢化による小学校の統廃合後に地域の人のつながりがどう変化したのかというテーマで書きました。 学校がなくなった地域においては郷土愛などを維持しよう、と今までになかった地域活動が始まることがフィールドワークを通じてわかりました。

市來

外国由来の子どもたちの居場所についてというテーマで、 ある地域の学習支援に参加し、子どもたちに関わりながら研究をまとめました。

【印象に残っている科目について】

梅田

「統計学」です。先生から「卒業してこそ君たちは早大生と名乗る資格がある」とお話があり、どんな困難なことがあっても卒業しようと思いました。

市來

研究の基礎を学んだ「スタディスキル」や、記憶についての認識をあらたにした「日常記憶心理学」です。

【学生生活で印象にのこっていること】

梅田

他のゼミと合同フィールドワークや、年の離れた通学生と接する機会がありたくさん刺激を受けたことが印象に残っています。

市來

BBSで学生同士の意見交換ができたり、教育コーチが返信してくれたり、同期で交流が深まったことが良かったです。