eスクールの思い出 TALK SESSION
2023年8月3日 卒業生トークセッション【1】 伊丹啓雄×岡本直子
eスクール卒業生の伊丹啓雄さんと、岡本直子さんをお招きし、eスクールでの学びを振り返っていただきました。
2007年人間環境科学科卒業。会社経営。音楽アーティストのマネジメントの仕事をしている頃に、仕事で社会貢献がしたいとの思いからeスクールへ。4年間で得た知見をもとに、仕事の傍ら、PTA連合会長として不登校やヤングケアラーなどの課題に取り組む。
2015年健康福祉科学科卒業。小児専門病院入院児保育士。健康福祉や医療心理学の知見を深めたいと考え、eスクールへの入学を決意。現在は入院児の保育やグループリハビリテーションのほか、がん治療中の親をもつ子どものサポートなど活動の幅を広げている。
入学を決意したのは33歳の頃。当時は音楽アーティストのマネジメントをしていましたが、仕事を通じてもっと世の中の役に立ちたいと思ったんです。
私は小児科の入院児の保育を行う病棟保育士他 子どもに関わる仕事をしてきたのですが、健康福祉や医療心理学について深く学びたいと思っていたところ、eスクールで学べることがわかって応募しました。
思い出がたくさんありすぎて、ひとつに絞れないですね(笑)。
ええ、絞れません(笑)。伊丹さんは1期生なんですよね?
はい。僕たちの時代は、学びの場を用意してくれたのは大学ですが、学びの中身をつくるのは自分たちだ、といった気概にあふれていましたね。新しいものを生み出す感覚を存分に味わわせてもらった4年間でした。
私は、一言で言うなら、ものすごく視野が広がりました。レポートや課題を通して、調べる楽しさ、学ぶ喜びを教えていただいたと思っています。
一つひとつの授業の内容というよりは、eスクールで体験したことすべてが財産と言ってもいいかもしれません。僕は大学生活を経験してこなかったので、憧れの“キャンパスライフ”を早稲田大学で謳歌できたことも自信につながっていると感じます。
医療は常に進化しているので、学会での発表などが重要になってくるのですが、そのためには文献を調べて資料をつくる必要があります。こうしたことは、eスクールに行かなければできなかったこと。学ぶことの大切さをつくづく実感しています。